2022/10/14
毎年、この時期になると金木犀について書いているような気がする。
前に書いた記事はあえて読まないようにして書くか。
きっと、同じようなことを書くと思うんだけどね。
金木犀の香りが道に漂ってるこの1週間~10日くらいが1年で一番好きなときって言ってもいいくらい、
この期間が好き。
この金木犀の香り自体がすっごく癒される香りで好きなんですが、
気温も暑くもなくなって寒くもないこの感じもいい。
そして、アクティブな夏が終わって、ちょっと切ない感じの秋になる感じも好きだ。
これが四季のある日本という国の楽しみ方なのかなってオッサンになって感じつつある。
若い時の四季を楽しむっていうと、夏は海!冬はスキー!みたいな感じだったけど、
歳とると季節自体の出会いと別れを人のように感じたりしてくるんですよ。
人のように???って表現が謎かと思いますが、
なんかこの、季節って当たり前のように繰り返すじゃないですか。
夏が終わっても来年も夏がくる。
若い時は、また10ヶ月待たないと海で遊べないのか~的な発想かもしれませんが、
歳をとると季節の終わりがしみじみくるものがある。
これ、なんでかな・・・と思ったら、
来年の夏を経験できるかわからない率が歳をとるたびに上がっていくことに気付く。
人との別れに似ていると表現したのも、そういった理由からです。
人って、たいして仲良くなくてもいなくなると(死んでしまう)寂しく感じてしまったりする。
と、同時に、もっと色んな話をしておけば良かったとか、一緒にどこどこに行っておけば良かったなんて思ったりする。
(*たいして仲良くない人ですら、これだけ思うのだから家族や親友、恋人なら何十倍もその辛さは上乗せされる)
実は、季節も同じで、
来年の夏にやろう・・・なんて思って今年やらなかった事は、
必ずしも来年やれるとは限らない。
病気や状況でやれないパターンになる人も多い。
歳をとればとるほど、そのリスクは高くなる。
だからこそ、季節の終わりは寂しく感じるようになるんだよな・・・。
夏に限った事じゃないんだけど、夏が1番短く感じちゃうからかな。
プールとか海とか正味1ヶ月ちょいですもんね。
スキーとかは2ヶ月以上あるんじゃないですかね。
スポーツだけに限らずキャンプやBBQ、花火なんかもそうかもしれない。
金木犀の話に戻しますが、
そんな金木犀の香りを嗅ぐと、
一瞬で小学生の頃に金木犀の香りを庭で嗅いでいた状況を一瞬で思い出したりする。
あの夏の出来事は遠い昔の出来事。
でも、今年も来年も金木犀は咲き続けるだろう。
そして、また一週間ちょっとしか楽しめないで終わる。
金木犀の花との出会いと別れ・・・・人のように感じてしまう僕は疲れてるのかもしれないな。
明日は宇都宮へ単発バイトだ・・
これも現実。さて、寝ることにしよう。
コメント
81jinさん、こんばんは。
ぼくも金木犀の香り大好きです。
金木犀の香りを嗅ぐと小学生の頃の運動会を思い出します。
通っていた小学校は近所にあるのですが、だいぶ前に建て替えられたため、昔の面影はありません。
ただ校庭の片隅にある棒登りは昔のままです。それを見るたび、小学生の頃の自分の姿が思い出されて懐かしさで胸が一杯になります。あの頃はあの頃で、小学生なりに悩み事とかあったと思いますが、今になって振り返ると、とても幸せなときでした。
by orz333 2017年9月25日 20:10
orz333さん、こんばんは。
金木犀の香りは何か懐かしい思いを思い出させてくれますよね!
そうですよね。
小学生、中学生、子供でもそれなりに悩みとかストレスってあったんですよね。
大人になると、子供はいいな~って思いますけどね。
僕の中では、子供の頃が決定的に良いと思う事は、
【家族がみんな元気だった。。。】に尽きるんですよね・・・。
by 81jin 2017年9月26日 20:01
そうです、そうです、まさにそうです。
子供の頃は家族がみんな元気だった、これに尽きますね。
この先もずっと元気だと思っていましたが、やはり現実は厳しいです。
私は三年前に父を病で亡くしました。80歳でした。今でも悲しいです。
母は健在ですが、もし母が亡くなったことを考えると怖くてたまりません。
81jinさんも最愛のお母さまを亡くされたそうですね。
過去のブログ読んでいると、もらい泣きしてしまいます。
心中お察し申し上げます。
by orz333 2017年9月26日 20:55
同年代の方のようで気持ちがよくわかっていただけるのかと思います。
はい。僕も今でもお母さんの事を思い出すと泣いてしまい、
あの時こうしておけば良かった、こう言えば良かった、あんな事を言わなきゃよかった。
自分のバカ!アホ!と懺悔します。と同時に後悔の連続で、
深く重い苦しいみと辛さがやってきます。
これは、本人(お母さん)がいない今は、やり直しも出来ず言い訳も言えず、
ただただ過去の現実を思い出しては、後悔するだけなんです。
あまりに苦しくなるので、なるべく闘病生活中の事は脳内から封印して生きています。
それでも、辛い事があったりすると、ついお母さんの事を思い出してしまい、
逃げ場のない八方塞な辛さをガツンと受け止めながら生きるしかありません。
by 81jin 2017年9月26日 23:32