2022/10/14
みなさん、お久しぶりです。お元気ですか?
FacebookやTwitterでフォローやいいねしてくれてる人は久しぶりではありませんが、
当ブログの読者の方とは10日以上ぶりになるかと思います。
先月のブログでも書きましたが、
カンボジアのシェムリアップというアンコールワットに近い町に11日間行ってました。
そこでの体験や経験、思ったことや感じた事はい~~~~っぱい!あって、
その全てをお伝えしたいところですが、
なかなかブログを更新する暇がなくてすいません。
ブログに書く前に、詳細は伝わらないとは思いますが、
向うをブラついた時の動画などをyoutubeにあげていこうと思っているので、
是非、僕のyoutubeチャンネルの方をご覧いただけたらと思います。
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今回は、出会ったドライバーとのエピソードを書きたいと思います。
彼との出会いは、下の動画でも話していますが空港に着いた時だった。
今回の旅は、最初の宿は安宿(1泊600円ちょっと)なのに、
『無料空港送迎サービス』なんてものがあったから立地など取っ払って選んだ。
急遽決めた旅行だっただけに、あれこれ源泉する時間もなかったってのもある。
日本を旅立つ前々日くらいに、ホテルから『到着時間が遅いからドライバーを手配できない』という趣旨のメールが届いた。
マジかよ・・・と思ったが仕方ない。
ホテル側は『$5で手配するから必要なら言ってくれ』とメールがあったので、
空港から町への移動相場や体験記などをサクっと個人ブログなどで情報収集したら、
$5は妥当な値段ということがわかったので、無料送迎を期待していたので痛かったが、
その送迎$5で手を打つことにした。
ホテル側は『名前のサインボードを持って待っているからわかる』と言っていた。
地元の栃木から成田まで4時間、成田から上海、上海からシェムリアップで、
移動時間は16時間はかかる。
出発前から、疲れてるだろうな。というのは容易に想像できたので、
空港からホテルまでは、すんなり行きたい気持ちでいたわけだ。
ところが・・・・
いない!まったくソレらしき人はいない!(その時の模様はyoutubeでご覧ください^^;;)
まわりの連中はそれなりに良いホテルなんだろう。団体で続々と送迎バスに乗っていく。
空港も閉まりそうな勢いで閑散とした感じになっていた。
日本人カップルが近くにいたが、タクシーの勧誘にサクっと乗って去って行った。
他にも日本人か韓国人かわからない男2人がいたが、やはり深夜で出払ってると言われタクシーに乗って行った。
忙しくて写真を撮ることを忘れてしまったが、
空港には正規値段表が掲示されている。
タクシーやトゥクトゥクの一覧表がある。
タクシーに乗る事はまったく考えてなかったので、
トゥクトゥクの値段だけ見たら、$9とあった。
なので、いかに$5が適正価格だったというのがわかると思う。
もちろん、空港発のトゥクトゥク$9がボッタクリということではない。
更に、22時を過ぎると$9から$14に跳ね上がる。これはヤバイ。
僕が到着した時間は既に$14~の時間帯だった・・・。
途方にくれながら、最悪の場合は$14と覚悟を決めてはいたが、
いちかばちかで空港の外に出てみる決意をした。
しかし、セキュリティーのスタッフに止められ『この時間は危ない!』と注意される。
確かに、トゥクトゥクに深夜乗ってわけのわからない場所に降ろされて襲われたという報告も読んだ。
女性の場合は更にリスクは高まるかもしれない。
ただ、ちょっとだけ空港の外を見てみたかった。
ほんの50mだけでも出て、ヤバそうだったら戻ろうと思っていた。
空港内の駐車場をブラついていたら、現地の2人組がバイクをとめて雑談していたので、
彼らなら商売抜きで情報が聞けるかもと思い、トゥクトゥクについて聞いた。
そしたら、『今の時間は空港にトゥクトゥクはいない。外に出たらいると思うよ』と聞けたので、
より空港の外に出てみる気になった。
襲われたりトラブルになっても自己責任なので、こればかりはお勧めできないけど。。
そして、出て100mもない売店で休んでいたトゥクトゥクドライバーが彼だった。
早速交渉したら$8から始まった。
$14と比べたら全然OKだ。
しかし、粘ってみた。
彼は$14の半額の$7でいっぱいだ。と言ってきた。
僕は、$6だったら乗ると言ったらOKになった。
まぁ、ホテル送迎に比べては$1高かったけど、空港の正規料金に比べたら十分安くて助かった。
結局、彼とはトータル5日は一緒にいた。
そして、最後は彼の家にまでお邪魔した。
そこで、思った事は・・・。
トータル5日間一緒というのは、3日間は彼を1日チャーターしてアンコールワットなどツアーをまわった。
残り2日間は『空港→ホテル』と帰りの『ホテル→空港』送迎だけも1日として入れておいた。
彼とまわった3日間のアンコールワット周辺の遺跡のツアーだけでも、
写真も動画も山ほどありすぎて、なかなかサクっと書けないほど濃い3日間だったが、
最後の3日目は遠方の遺跡に行ったが、14時頃には町に戻ってきちゃったので、
彼の家が近かったら見てみたいと言ったら、わかったと言い連れて行ってくれた。
そこには、奥さん、女の子、男の子の3人がいた。
入るなり、暑い!冷房はもちろん、ファンすらない。
そして窓もない。その部屋の感じはこうだった。
Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
1Kっていうのかな。
玄関を入ったら、この部屋しかない。
キッチンもむき出し。
トイレとシャワーはキッチン横に粗末なものが1つあるだけ。
ベッドも1つだけ。
椅子もテーブルもない。
洋服などのタンスは一切なく、玄関入って右側に家族4人分の洋服が全て雑然とあった(数も少ない)
女の子は12歳くらいか。
日本の女の子だったら、オシャレとか気使い始める頃かな。いや、もうとっくに目覚めてる歳かもしれない。
しかし、この子はボロボロのズボンを履いて、
弟とメンコみたいな遊びを暑い部屋の中でしてるだけだった。
家賃は1万円。光熱費込と聞いた。
食事も月に1万ほどと言う。
それでも彼のトゥクトゥクの日給は1000円行けば良いほうで、
たまにラッキーな時は白人を乗せてチップ込で1日で20~30ドル稼げる時もあると言う。
一方、1日待機していても1日5ドルすら得られない日も多いと聞いた。
それをならすと月給2万~多くて25000円ってところか。
ほんと、食っていくだけで貯金なんて出来ないだろう。
しかも、家の環境は非常に厳しい。
僕は、ブログやツイッター、フェイスブックなどで、
『毎日、納豆と玉子くらいしか食べれない』とつぶやく事は多い。
僕も日本人で日本に住んでいても食費は1万~12000円だ。
彼は4人で1万位だが、僕も食費1万は同じだ。しかし独りでだからこれでも十分贅沢なのかもしれない。
僕が海外旅行が好きな理由は、こういった『ハッ!』とさせられる出会いや経験があるからだ。
おそらく、今のネット社会なら、旅行なんて行かなくてもこの程度の情報はいくらでもあるだろう。
でも、実際に会ったり、話したり、現場に行って感じる暑さや苦痛さなどはネットの情報では得られない五感で感じるモノがある。
また、自分より生活水準が低い人を見て、優越感に浸ってるわけじゃない。
僕がもし、日本から一切出なかったら、ふてくされて荒んでるタイプの人間なんです。
周りの人間と比べ、底辺の人間と思うからです。
それと同時に、最愛のお母さんが死んじゃった悲しみをずっと引きずりながら生きている。
これらのことを、グっと重く想い、悩んでしまったら、確実に狂ってしまうんだろうな・・・と自分自身の事を思う。
そうならない為に、ガス抜きを兼ねて旅行するのですが、
そこでの経験が自分への慰めになる体験や経験がよくある。
自分が底辺でダメな人間で最悪な人生と決め込んでいたものが、
一瞬でも緩和される瞬間が随所に起こるのが旅行だと思っている。
実際、帰国してから1週間経ちますが、日本にいると独特なピリピリ感とプレッシャーを感じ、
やはりガクっと落ちこむような気持ちにさせられる事が1週間だけでもいくつか感じてしまった。
まぁ、しかたない。
人それぞれ、ガス抜きをするジャンルは違うかもしれない。
食べ歩きだったり、コンサートに行くことだったり、車やバイクいじりだったり、
人それぞれ趣味趣向って違いますからね。
ただ1つ思えることは、僕も多趣味ではありますが、
心の深いところに響くカルチャーショックを受ける趣味は海外旅行しかないと思っている。
だからこそ、日々節制してコツコツと貯金して年に1回は海外旅行に行けたらな~って思いながら自分なりに頑張って生きている。
カンボジアに行く前よりは多少は元気になれた気がする。
またカンボジアでの出来事は暇があったら書きたいと思います。
PS:
もしyoutube動画やこのブログを読んで、
アンコールワットに行ってみたい!シェムリアップを散策したい!と思った人で、
現地でトゥクトゥクのドライバーとの交渉が面倒くさい、
または変な人に当たったら怖い・・・と思ってる人は、
僕がお世話になった彼のFaceBookのページのリンクを貼っておくので連絡してみてください。
最初に『I saw a introduce Japanese blog (日本人の紹介ブログを見た)』とでも言えば良いと思います。
彼は日本語は出来ませんが、MAPがあるので『ココとココとココ』と指指して、
『1Day ハウマッチ?』で十分です。
そしたら、『ホテルネーム』とピックアップの『時間』を確認するだけでOKです。
youtubeの動画でもあげましたが、彼の家に行き家族まで会っているのでヤバイ奴ではないです。
特に女性の旅行者の方は、トゥクトゥクドライバーのボッタクリや、
最悪の場合は人けのない場所に襲われてしまう事もあるので胡散臭いドライバーには注意が必要です。
ドライバーの彼とフェイスブックで連絡がとれ、実際に現地に行って会う事になりましたが、
僕のブログの写真(彼も入ってる写真)を見せたら、尚一層待遇など良くしてくれると思います。
トゥクトゥクドライバーフェイスブック→ドライバーフェイスブック
コメント
旅に出ている時は顔つきも違いますね(普段の顔をあまり知りませんが^^;)
もっといっぱい旅行できたらよいですね★
by のりこ 2017年7月6日 12:42
こんにちは。
それは自分でもわかるかもしれません。
生きている以上、どこの国にいてもそれなりに悩みはストレスはあると思いますが、
お国柄や国民の気質だけで全く環境が変わる事も多く、
それを感じたいが為に旅行に出かけるというのが本当の理由なんじゃないかと思います。
なので、昔から旅行先では有名な観光名所を行かないで帰ってくる事も多々ありましたが、
近年は、あえて、1、2ヶ所は有名どころは行くようにしています。
帰国後、『えっ!?●●(国)に行って来たのに、●●見て来なかったの??』というツッコミがあまりに多いですからね。
今回のカンボジアも、アンコールワットを見なかったら、突っ込まれるので高いパス代や移動費を1万ちょっと出してまわってきました。
普段の顔・・・とありますが、
のりこさんって、リアルで僕に会った事ある人でしょうか???
by 81jin 2017年7月11日 19:34
すみません!!リアルな知り合いではないです!!
時々YouTube見させて頂いてますので・・・
by のりこ 2017年7月14日 14:28
そうだったんですね。
ありがとうございます。
くだらない動画ばかりですが、たまに暇な時はご覧いただけたら幸いです。
by 81jin 2017年7月14日 14:48