2022/10/14
僕の住んでる栃木県足利市には、昔から縁切りで有名な神社が近所にあります。
自転車で10分もしない場所にあり、
中学~17歳頃までは、神社の近所に住む友達と週に3日はこの神社から小学校へ抜けて遊んでいました。
もうかれこれ30年近く前の話ですけどね。
アノ頃もウッチャンナンチャン司会の特報王国という番組で紹介されから、
一気に知名度が上がった記憶があります。
あの番組はヤラセだったと思いますが、
番組の中では白装束を着た女性が五寸釘で藁人形を打ちつけているような映像が流れたと思います。
あれから、たまに都市伝説的なちょっと怖い番組に取り上げられて話題になっています。
今でも『縁切り神社』と検索かけると上位に入ってくるはずです。
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夜中に行ってはいけない場所・・・
つい先日もダウンタウンの松本人志司会のクレイジージャーニーという番組で
『恐怖の絵馬がいっぱいある神社』と紹介されていたようです。
YAHOOの知恵袋等でも『効果はありますか?』と書き込まれ、
憎い人を陥れようとしてる人からの反響は凄まじいようです。
今回、数年ぶりにこの神社に行ってみました。
まず驚いたのは木々が少なくなっていて開けた印象。
そして、例の絵馬を括る場所が増設されていたこと。
あと、離れの建物が綺麗になったり増設されていたこと。
これでわかったことは、どうやら儲かってるらしい事だった。
しかしテレビの影響力は凄いものがあり、
絵馬の書き込み内容と、
目に見えない力を信じてる者にとっては、
最高に興味が湧く場所なんだろうと思った。
そして、その情熱というか怨念は半端なく、
北海道や九州からの書き込みも少なくはない。
絵馬の内容を読むと本当に恐ろしくなる。
呪いたい者の実名はもちろんだが、
連絡先などを書いてる者もいる。
職場での関係性や不倫相手との経緯などを長文で書いてる者もいる。
ここに来る物は、気合を入れて100%呪ってやろうという者ばかりなんだろう。
夜中に行ってはいけない理由は狂気に満ちたホンモノがいる場合があるからだ
ホンモノとは幽霊ではない。
むしろ、幽霊なんかよりも生身の生きた人間のほうがよほど恐ろしい。
真っ暗闇の中、念仏を唱えるようにうずくまりながら他人の不幸を祈ってる様は、
見てはいけないものを見てしまった感覚に陥るだろう。
気が弱い者だったら絶叫してしまうかもしれない。
ないとは思うが、そんな状況に鉢合わせになった時、
『見~た~な~』と追いかけられる状況だけは想像したくないものだ。
ただ、少ない数とはいえ、
『不幸と縁を切りたい』や『病気と縁が切れるように』と、
昔はこれが通常の正しい使い方だった『○○と縁が切れる』にかこつけた願い方だ。
それが、テレビの影響からかダイレクトな他人呪いの場になってしまったのは残念でならない。
実際、効果はあるのか?
これが1番知りたいとこだろう。
結論から言うと『ない』
僕も親の病気に対して、絵馬を買って『病気と縁が切れるように』と書き込み、
賽銭もあげて祈りまくった事がある。
結果は、更に悪くなっていった。
信じてる者にとっては『それはたまたまだよ』と言いたいとこだろう。
それを言ったら『相手が不幸になったのもたまたまだろう』と思った方が良い。
何をどう言っても水掛け論にしかならない意味のない討論に発展するだけなので、
運次第ってことで信じたい奴は信じてればいい。という結論になるだけだ。
呪いは、呪った者へも返ってくる
昔から怨念や呪いは、
呪った者勝ち!的に一方通行ではなく、
呪った者へも不幸が返ってくると言われています。
要するにリスクもあり、
それなりの覚悟を持って呪いをかけないといけないわけです。
簡単にいうと、呪った相手が病気になれば自分も病気になったり事故に遭ったりするのでしょう。
その見返りの不幸を恐れず、
まさに自爆覚悟の人が最後の手段で誠心誠意込めて絵馬を書いているのでしょう。。。
最後に動画を撮ってきたので貼っておきます。
境内の広さなどは動画でつかめると思います。