2022/10/14
2017年の2月2日から期限未定で始まった【落札手数料8%が0%キャンペーン】って知ってますか?
注意深くヤフオクの新着記事やバナー広告を見てない方でしたらご存知でない方も多いかと思います。
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落札手数料が0%!やった~!!!と喜べない巧みな規約
つい5年前までは独走態勢だったヤフーオークションが迷走し始めたのは個人売買フリマアプリの快進撃だからと言われています。
メルカリを筆頭に、ラクマ、フリル、ZOZOフリマ、ショッピーズ、オタマート他、
かなり大盛況で調子が良いようです。
ラクマやフリルは出品者にとって最高な『手数料0%』で運営されており、
メルカリもそれに対抗し『手数料5%+500円』というキャンペーンを長期で継続中だ。
おそらく、この人気に脅威を感じてヤフオクも今回の『落札手数料0%キャンペーン』を始めたようですが、
安易に喜んでいたら痛い目にあってしまう。
落札手数料0%は『落札代金をYAHOOマネーで受け取る設定した時に限る』
どんな条件を満たすと出品者は落札手数料を0%に出来るか?ですが、
とりあえず、落札代金をリアルマネーではなくヤフーマネーで受け取る設定をしなきゃならない。
感が良い人なら、この時点で嫌な予感がするだろう。
そうです!楽天市場のポイント同様に釣られてしまうと泣きをみてしまうかもしれません。
ヤバイ!と思ったポイントは以下の通りです。
- 獲得したポイントは翌月末までしか有効ではない期間限定ポイント
- 獲得できるTポイントの上限は、毎月1万ポイント(1万円)まで!
- ヤフーマネーライト残高の上限は50万円までで上限を超えてしまった場合は受け取れない為対象外になる
これは痛いですね・・・。
まず、せっかくポイントをゲットしても、翌月末までしかポイントがないって事は、
かなり焦って消費しなくちゃならないわけです。
楽天市場もその作戦を巧みに利用して、失効するぐらいなら・・・と買いたくもない物を楽天市場で使わせようとしますからね。
YAHOOも楽天市場を見習ったのでしょう。
そして、毎月1万ポイントまでという事は、月に10万を売る人で落札手数料8%(8000ポイント)なので、
月に125000円以上売り上げがある人は、結局は落札手数料が取られるわけです。
結論 ヤフオクのライトユーザーで、尚且つTポイントを使う人向きのキャンペーン
まぁ、『落札手数料が実質無料!』って事で、
『実質ってなんだ??』と、*注意書きを読まないとホント危ないですね。。。。
モバオクもパっとせず、楽天オークションがなくなってしまった今、
ヤフオクの天下独走!となりそうな流れに一石を投じたメルカリとラクマの業績は非常に大きいです。
ユーザーとしては、こうした競争激化は大歓迎ですからね。
このままメルカリやラクマが調子に乗ってヤフオクのように殿様商売化し、
改悪を連発していくようになったら、サクっと人気急降下し潰れると思います。
e-Bayもヤフオクなんかと提携していなければ、このタイミングで復活してたと思う!
イーベイは完全に早まりましたね。
イーベイが撤退した直後からヤフオクは出品料やら落札手数料を徴収するようになり、
楽天オークションやモバオクが詰め寄れなかったので、
どんどん調子に乗ってきちゃって落札手数料もジャンジャン上げていったんだよな・・・。
しかし、フリマアプリの快進撃によって、
ユーザー離れが深刻になり出品手数料を撤廃!
そして、落札手数料無料!のフリマアプリに脅威を感じ、落札手数料実質無料キャンペーンを開始。
ヤフオク 謎のフリマ出品モードをリリース!
完全に迷走し始めましたね・・・。
あからさまに、メルカリなどのフリマアプリを意識しまくったモードですが、
ヤフオクユーザーからは、『即決価格と同じだろ!』と意味不明で評判は最悪です。
この先、ヤフオクが殿様商売をやめ落札手数料を撤廃しない限り、
メルカリやラクマが伸び続け逆転する可能性もあります。
ヤフオクの天下崩落日も、そう遠くないのかもしれませんね・・・。